鳥空玲(とりそらレイ)――17歳。神酉闇翼麗流(じんゆうあんよくうららりゅう)古武術現当主(こぶじゅつげんとうしゅ)。両親とは死別しており、妹とも生き別れ。十二支武術の酉(とり)に当たる。一人称は『



「神酉闇翼麗流(じんゆうあんよくうららりゅう)・千螺光波斬(せんらこうはざん)!!」俺は滝に向かって腕を突き上げた。そこから光る波動が幾千にも飛び行き、滝を真っ二つに割った。「良し!」握り



「もー本当に格好良くなっちゃって、でもまさか真夕ちゃんと知り合いになるなんて、世間って狭いよねー♪」「そうですね」森羅は紅茶を注いだティーカップを片手に笑いながらそう言った。一方、真夕、茉子、



第0.5章 外伝1 訓練と買い物これは、プロローグから数日後の話である。風月は今、あれからメドに訓練の意義を聞いたあと黙々と型や形状を変化させて振っていた。訓練の意義については、体力的な



「はぁ、はぁ……」 それほど歩いていない筈なのにすぐに息が切れてしまう。この異常な程の体力の消耗も、きっと多くの人を殺めた俺に対する罰なのだろう。 城を後にし、人混みに紛れながら歩いていたが



 嘆く事数瞬。 何とか気を奮い立たせて、再び魔導ギルドへと足を走らせた。 あの彼を取り逃がしたのは痛いですけど、スグサマ行動できなかったあの痛打は多少なり冷静に思考を流せるくらいに頭を冷ましてく



赤い段幕がゆっくりと下り、明かりがワントーン暗くなり始めたというのに、 オペラホールは未だ拍手と歓声で賑わっていた。



 ネイは眼下に広がった光景に息を飲んだ。 業火のように燃え盛かる炎が世界を紅く染め、焼けた香りを乗せた熱気が吹き上がる。 中央に設けられた巨大な器。その中では溶けた飴のような赤黒い液体が、気泡を作



ゆとり教育で与えられた土日の休暇《きゅうか》を俺達は有効に使っていた。アウトドアやツーリンク、旅行にもよく出かけた。しかし、俺たちは遊んでいただけじゃない。それなりに人生経験《じんせいけいけん》



 『神速愛(じんそくあい)』。 冬風カタナは、今まで、他人の目に映らないほどに、肉体を超高速に動かす、この力を使うことはなかった。その超高速動作により、周囲の空気が抵抗を持ち、肉体が空気圧により裂け